第6代同門会会長
本田祐一郎(保健学科4期生)

会員の皆様におかれましては,ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.2024年度より第6代会長を拝命いたしました保健学科4期生の本田祐一郎でございます.伝統ある本会の要職をお預かりするにあたり,これまで同門会を大切に育ててくださった先輩方ならびにこれからの同門会を盛り上げてくださる後進の皆様に謹んでご挨拶申し上げます.

皆様にとって,長崎大学理学療法学同門会はどのような存在でしょうか?

私にとって同門会とは「一流の講師から最先端の知識や技術を学べる場」であり,「臨床での喜びや悩みを共有し,明日からの臨床への活力を得られる場」であり,「旧交を温めてきた大切な仲間とさらに深い友情を育める場」でした.しかしながら,社会の急速なデジタル化は人々が顔を合わせる機会の減少に繋がり,その利便性がクローズアップされるほど,これまで会員の皆様と作り上げてきた同門会の一体感や熱量が少し希薄になっていく寂しさを感じておりました.

そのため,この度の会長職拝命にあたり,当方は「現地での熱量を感じ,理学療法への学術的興味を掻き立てる場」,そして,「直接的な人と人とのコミュニケーションを大切にし,深い絆を熟成できる場」を提供できるよう尽力して参ります.また,会員の皆様に同門会を身近に感じていただけるよう,ソーシャルネットワーキングサービスなどを駆使した広報活動に努めるとともに,運営を支える各部局のスタッフの顔が見える運営に取り組みます.さらに,準会員である学部生の皆様にも在学中に役に立つ企画が提供できるよう策を練ります.

このように同門会をより魅力的に発展させたいと心を燃やしております.そして,今期より各部局の人員のほぼ全員が保健学科の卒業生となり,ここからの数年が新しい同門会を築き上げていくための大切な期間になると認識しております.会員の皆様の想いを汲み,執行部一丸となって最善を尽くしますので,これまでと変わらぬ温かなご支援,ご助力を頂戴できますと幸甚に存じます.

末筆となりますが,同門会に関わって下さる皆様のご健勝ならびにご多幸をお祈りしております. 2024年度より何卒宜しくお願い申し上げます.

長崎大学理学療法学同門会 第6代会長
本田 祐一郎 (保健学科4期)