日時:平成17年3月19日
場所:長崎大学医学部保健学科
【シンポジウム】
テーマ:理学療法におけるQOL(生活の質)の評価
オーガナイザー:田原弘幸先生(九州リハビリテーション大学 教授)
司会:片岡拓巳先生(日本赤十字者長崎原爆諫早病院 4期生)
パネリスト:大池貴行先生(津田内科医院 7期)
大浜慎一郎先生(長崎百合野病院 13期生)
亀田亮先生(長与リハビリセンター 16期生)
平成17年3月19日、長崎大学医学部保健学科にて、平成16年度、長崎大学理学療法学同門会卒後セミナーが開催されました。テーマは、「理学療法におけるQOL(生活の質)の評価」ということで、オーガナイザーに田原先生をお迎えし、司会に片岡先生、そしてシンポジストには大池先生、大浜先生、亀田先生の3人の卒業生の先生方によるパネルディスカッションが繰り広げられました。
QOLをテーマにした講演では,歴史的背景を交えながら,現代社会におけるQOLの発展過程について述べられました.また,主題でもあるQOLの評価については,評価そのものの構成要素や,評価選択の概念など,通常の臨床的視点を越えた評価概念や,具体的評価方法について述べられました.
後半のシンポジウムでは,3名のシンポジストの先生方が,臨床的QOL評価の視点から呼吸器疾患,生活環境(入院,通所,施設)等がQOLに及ぼす影響を述べられました.
3人の先生のお話の後、フロアーの卒業生の先生も交え、活発なディスカッションが繰り広げられました.
最後に,今年度で長崎大学を退官される田原先生に,卒業生および在校生からお礼と感謝の意を込めて,花束と記念品の贈呈を行いました. 講師の田原先生,司会の片岡先生,シンポジスとの3名の先生をはじめフロアーでご参加された先生方,本当にお疲れ様でした。